現在のシエラレオネは平穏な状態にあり、2005年には1億4,200万ドルのダイヤモンドが輸出されました。
「シエラレオネやアンゴラといった国々が、…紛争から復興し、平和を達成するためには、ダイヤモンドの収益が不可欠なのです。このような正当なダイヤモンドが、シエラレオネの人々に繁栄をもたらすための手助けをしてくれるのです」と、シエラレオネ鉱物資源省のアルハッジ・ディーン氏は話しています。
1991年から2002年にかけて、シエラレオネでは激しい内戦状態が続きました(この内戦の詳細は、こちらをクリック)。2000年には、国連の安全保障理事会により、加盟国がシエラレオネからダイヤモンド原石を直接的および間接的に輸入することが禁じられました。
内戦が終了し、シエラレオネは民主国家に生まれ変わりました。それ以来、ダイヤモンド業界は技術支援とトレーニングを行い、シエラレオネの鉱物省が政府ダイヤモンド・オフィスを設立するのに協力してきました。2003年、シエラレオネはキンバリー・プロセスに参加し、紛争地ダイヤモンドがダイヤモンドの正規のサプライチェーンに流入するのを阻止するとともに、ダイヤモンドが紛争と関係ない地域で採掘されたことを証明する旨を記した、国際的な協定を結びました。同じ年、国連の安全保障理事会はシエラレオネからのダイヤモンド輸出に関する規制を解除しました。現在、シエラレオネはダイヤモンド輸出の収益を利用して、インフラ、医療、教育の再建を進めています。
シエラレオネでダイヤモンドを採掘している企業には、Koidu HoldingsやAfrican Diamonds plcがあります。Koidu Holdingsは、政府の協力を受けた正しい企業活動が生み出す社会的好影響の手本となっています。同社は、利益の20%を国家が運営する社会的セーフティ・ネットおよび採鉱地の地域コミュニティーに割り当てると宣言しています。このような貢献は重要なものですが、国の再建は始まったばかりです。さらに多くの組織がシエラレオネのダイヤモンド採鉱に投資するようになれば、かつて内戦で疲弊したこの国が社会的および経済的な繁栄に向けて今後も劇的な前進を遂げるようになるのです。
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